2014年8月27日水曜日

Jさんと僕。



J・マスシスのソロ2作目が発売された。
僕は「その時」が来れば必ず買うつもり。
「その時」とは、Jさんのフィーリングと僕の波長がフィッティングする時。
いつもそうだとは限らない。いつやって来るかな。
昔はダイナソーJrがリリースされたら速攻買って聴きまくる僕がいたのだが、
今や時代はいくつも回り、自分も歳を重ね、そういうモードだけではいられなくなった。
人間、なかなか同じじゃいられないのだ。
しかし、Jさんは何にも変わらない。
多少アコースティックなソロ活動だが、リリシズムは不変(前作も素晴らしかった)。
気分があっちこっちへ変わっていくのは聴き手の方である。
Jさんは課外活動を色々と楽しみつつも、いつも自分らしい音楽に帰結して、
数年毎に作品をスッとハンカチ落としのように置いていく。

というわけで僕は待っている。
「その時」がやってくるのを。
自分のうしろにハンカチが置かれて、一周回ってきたJさんにトンと肩を叩かれるのを。
その時きっと、新たに触れるJさんの音楽が胸にストンと落ちることだろう。