2012年2月13日月曜日

ん?マイルス・ニールセン?



マイルス・ニールセンという無精髭をはやしたシンガーソングライターの試聴をして、
ええやん、と思い、その名前を検索して驚いた。
チープ・トリックのギタリスト、リック・ニールセンの息子だったのだ。
知らなかった!
もうそこそこキャリアがあるらしいが、僕は初めて知った。
親の七光り的な活動はしてなくて、地道に活動してたみたい。
好感が持てる。

僕はこの人の歌声がすごい好み。
スプーンとかウォークメンを彷彿させる塩辛さ。
楽曲も随所に光るものがある。
ほのかにポップだが、決して甘さに流されない。
アルバム後半にはボードヴィル調の曲もあったりして、
なかなか器用な一面も窺える。
基本はオルタナ・カントリー路線なので、
はっきり言って時代の波とは完全に関係のない所にいる人だが、
それでもいいと思わせてくれる音楽愛を感じる。

最近骨のあるアメリカン・ロック聴いてないなーという人にオススメです。

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